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茂苅 梓沙 助教

2024-04-15

児童期・思春期の子どもたちが学校の中でどのような気持ちをもって生活しているのか、生きづらさを抱えている子の生きづらさとはどんなものなのか、その生きづらさをどのように考え、支援・アプローチし得るのか、ということに関心をもっています。これまでは、中学生の仲間関係と学級内での序列構造について研究を行ってきました。最近では、学級という場に置かれた個人が抱く感情に対してより関心があります。今後も、学校という場における心理支援の在り方を考えていきたいと思っています。

臨床実践では、スクールカウンセラー、精神科心理士などとして、教育領域と医療領域を中心に心理支援に携わってきました。実践を通して、投影法、とりわけロールシャッハ法にも関心を抱くようになり共同研究を行っています。

わからないことがわかったという体験も多い毎日で、臨床心理学の奥深さを実感しています。

主要論文

茂苅梓沙(2023).必死に自分を“コントロール”しようとする小学校低学年男児とのプレイセラピー――“存在”、“不在”に着目して―― 名古屋大学心の発達支援研究実践センター心理発達相談室紀要『心理臨床』,38,45-54.

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