名古屋大学 心の発達支援研究実践センター

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担当教員

若林紀乃(わかばやし すみの) 研究員

専門は発達心理学と保育学です。子どもたちの中には,思いやりの気持ちや頑張りたい気持ちを持っていても,それを上手く表現できずに誤解されてしまう子どもたちがいます。このような子どもたちは,時に自己効力感を低下させ挑戦することを断念することもあります。保育・教育の現場では,これらの子どもたちが表す姿の意味や,次の発達へのつながりについて探求する必要があります。私は,これまで,様々な場面において自己表現が不器用になってしまう子どもたちを観察し,保育者・教育者と話し合いながら研究を続けてきました。不器用な姿や葛藤する姿の意味を見逃さず,子どもたちの発達の道筋を探究していきたいと考えています。プロジェクトでは,幼児期から児童期を中心に,発達障害の子どもたちの発達の道筋,そこに寄り添う教育・支援方法・連携のあり方を探っていきたいと思います。

主要論文・著作

  1. 若林紀乃 2003 思いやりを上手く表現できない幼児:思いやりの表現方法の分析から. 幼年教育研究年報, 25, 55-61.
  2. 若林紀乃・杉村伸一郎 2005 保育カンファレンスにおける知の再構築. 広島大学大学院教育学研究科紀要第三部(教育人間科学関連領域), 54, 369-378.

    若林紀乃 2008 人間関係へのチャレンジ:思いやり行動. 都筑学(編), やさしい発達心理学 (pp.71-87). ナカニシヤ出版.
  3. 若林紀乃 2013 幼児の思いやり表現に対する保育者の認識:不器用な思いやり表現の事例に対する行動評価から. 子ども学論集, 1, 91-95.
  4. 松井剛太・越中康治・朴信永・若林紀乃・鍛冶礼子・八島美菜子・山崎晃 2015 保育者は障害児保育の経験をどのように意味づけているか. 保育学研究, 53, 66-77.
  5. 若林紀乃 2015 発達援助における協働. 清水益治・杉村伸一郎・森俊之(編), 保育の心理学Ⅱ (pp.157-168). 中央法規出版.

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