名古屋大学 心の発達支援研究実践センター

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担当教員

永田雅子((ながたまさこ)) 教授

名古屋大学大学院教育学研究科 博士(心理学)
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発達障害と母子の関係性支援を専門としています。周産期医療・母子保健・子育て支援など臨床現場での新生児期~乳幼児期の子どもたちの発達支援と家族への支援のあり方を主な研究テーマとしています。特に周産期領域では、周産母子センター(NICU)を中心として、生まれてきた(生まれてくる)赤ちゃんにリスクを抱えている家族への支援とそのフォローアップに長年携わってきており、様々な職種と連携を取りながら、全国的な体制の構築にも取り組んできています。

それ以外にも、地域と連携をし、家族背景や子どもの発達のアンバランスさなど何らかのリスクをもった家族と子どもへの早期介入プログラムの構築や、乳児院でのこころのケアなども行っています。親子の関係が築かれていく過程は、母親自身の要因(育てられ体験や妊娠・出産過程での傷つきなど)と、子ども自身の要因(未熟性やもって生まれてきた個性、発達のアンバランスさなど)そして、親子を取り巻く場の要因が複雑に絡み合いながら進んでいきます。そして時にはお互いの要因が絡み合って、関係が悪循環に陥ってしまうこともあります。子どものこころを育て、親と子の関係性を支援していくためのあり方を、主に周産期から乳幼児期に焦点を当てて、研究と臨床をおこなっていきたいと考えています。

これまで、乳幼児期の母子だけではなく、児童期~思春期の子どもたちやそのご家族、そして発達障害の子どもたちへの支援を幅広くおこなってきました。これからも、関連領域の他職種と幅広く連携をとりながら、親と子の心理的支援のあり方について考えていきたいと思っています。

主要論文・著作

  1. Nagata M, Nagai Y, Sobajima H, Andou T, Nishide Y, Honjo S. 
    Maternity blues and attachment in mother of full term normal infants. Acta Psychiatrica
    Scandinavica 101 209-217 2000
  2. Nagata M, Nagai Y, Sobajima H, Andou T, Nishide Y, Honjo S. 
    Depression in the early postpartum period and attachment to children in mothers of NICU infants. 
    Infant and Child Development 13 93-110 2004
  3. 永田雅子他編著 “いのち”と向き合うこと・“こころ”を感じること ナカニシヤ出版 2013
  4. 永田雅子・佐野さやか・石井朋子 自閉スペクトラム症が疑われる児を対象とした早期育児支援教室の効果の検討―母親の育児ストレスおよび抑うつに焦点を当てて 小児の精神と神経 55(3) 206-216 2015
  5. 永田雅子他編著  心理臨床における多職種との連携と協働―つなぎ手としての心理士をめざして  
    岩崎学術出版 2015
  6. Nagai Y, Nomura N, Nagata M, Ohgi O, Iwasa Y. Children's Perceived Competence Scale:Reference values in Japan. J Child Health Care Online 2015
  7. 永田雅子 周産期における親と子の関係性支援~NBASによる臨床介入から~日本児童青年精神医学会雑誌 児童青年精神医学とその近接領域 56(4), 528-532, 2015
  8. 永田雅子編著 別冊発達 妊娠・出産・子育てをめぐるこころのケア ミネルヴァ書房 2016
  9. 永田雅子著  乳幼児 育ちの気になる子どもを支える 明石出版 2016
  10. 永田雅子著  新版 周産期のこころのケア-親と子の出会いとメンタルヘルス 遠見書房 2017 

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