名古屋大学 心の発達支援研究実践センター

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センター長挨拶

近年子どもをめぐる問題はますます大きくなっています。報道などでは、虐待や性犯罪、いじめ、非行など、子どもの事件や事故が報道されない日はありません。子どもが被害者となってしまった事件事故は当然ですが、子どもが加害者となってしまった事件事故も、どうして子どもがこのようなことをするに至ったのかを考えると胸が痛みます。ご承知のように、これらの事件事故の背景には子どもの心の問題が横たわっています。子どもの心の問題と言っても、これには子どもの要因と子どもを取り巻く家族や地域、社会の要因との相互作用があることを無視することはできません。子どもに何らかの難しい問題があったとしても、家族や学校、地域などの環境が整うことによって、適応的に過ごしている子どもたちはたくさんいるからです。本センターではこれらの要因の相互作用に着目し、子どもの心の発達に関する実証的研究や実践活動を通して、子どもの健やかな心の発達を支援しようと考えています。

なお、本センターは平成13年4月より発達心理精神科学教育研究センターとして活動してまいりましたが、平成27年4月からは「心の発達支援研究実践センター」と名称を変更し、より現代のニーズに沿った長期的な研究、および実質的な支援実践を行うこととなりました。また、これまで培ってきました国内の機関との連携はもちろん、フィンランド、モンゴルなど国外の機関との連携をさらに深め、有用な知見の創出に努めます。

今後とも本センターの活動にご理解をいただき、ご支援ご鞭撻をいただきますようお願いいたします。

2015年4月
心の発達支援研究実践センター長 金井篤子

改組記念シンポジウムスライド.pdf

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